広告の費用対効果を測定

広告の費用対効果を測定する指標

広告の種類や流入キーワード毎に以下の指標に注目します。

名前 意味 計算方法
CVR
コンバージョン率
Conversion Rate
訪問数に対してコンバージョンが発生した割合
コンバージョン数 ÷ 訪問数(広告クリック数)
CPC
クリック単価
Cost Per Click
1クリック(=Webサイトへの1訪問数)を獲得するのにかかるコスト
広告の単価
CTR
クリック率
Click Through Rate
広告のインプレッション回数に対し、クリックされた割合
クリック数÷広告の表示/配信回数
CPA Cost Per Acquisition
1件のコンバージョンの獲得するためにかかった費用
広告費用÷コンバージョン数
ROAS Return On Advertising Spend
広告費用の回収率、または広告掲載料金1円あたりの売上額
売り上げ÷広告費用(%)

最終的な費用対効果を計る指標は「CPA」か「ROAS」となります。

CPAは会員登録などコンバージョン発生時に売上が発生しないWebサイト、ROASはECサイトなどコンバージョン発生時に売上が発生し、かつ売上額が異なるWebサイトでの費用対効果測定に適しています。

広告の費用対効果を判断する基準値

広告を用いてどの程度の効果を上げたいか、そこにかけられるコストはどの程度かを考え、費用対効果を判断する基準値を作成します。

サイト全体でのコンバージョン率と、広告のクリック率を使ってシミュレーションします。数値が不明な場合は、平均的な数値を用いて仮の基準値を作成し、実績が出たところで再度基準値を作成しなおします。

基準値 1ヶ月の目標基準値*コンバージョン率:1% クリック率を5%で換算
目標コンバージョン数 50 件
目標CPA 2,000 円
必要な広告コスト
(目標コンバージョン数 * 目標CPA)
100,000 円
必要な訪問数
(目標コンバージョン数 / コンバージョン率)
5,000
必要な広告インプレッション数
(必要な訪問数 / クリック率)
100,000 回
クリック単価基準値
(必要な広告コスト /必要な訪問数)
20 円

この基準値を元に、キーワード広告であれば必要なインプレッション数を確保できるキーワードを選択し、クリック単価基準値を見ながら入札価格を決めます。バナー広告などであれば媒体や広告サイズを検討します。

広告の費用対効果の測定

広告から流入した訪問者が実際にどの程度コンバージョンしているかを調査し、広告の費用と合わせて測定しましょう。

キーワード広告管理画面よりわかること

検索キーワード 平均クリック単価 平均掲載順位 表示回数 クリック率 クリック数 利用金額
○○ 36円 9.1 9760 2.5% 244 8,784円
◆◆ 10円 3.8 1800 5.56% 100 10,000円
△△ 31円 5.9 1350 10.48% 142 4,402円

アクセス解析よりわかること

流入元 検索キーワード 訪問数 直帰率 コンバージョン率 売上高
キーワード広告 ○○ 244 25.6% 1.1% 7,521円
キーワード広告 ◆◆ 100 50.3% 1.9% 10,500円
キーワード広告 △△ 142 9.9% 1.5% 15,530円

キーワード広告では出稿したキーワード広告に対するコスト、通常のアクセス解析ではそこから流入した訪問者によってもたらされたコンバージョンしか把握できません。

広告の費用対効果を測定するためには、この両者の情報を結びつけ、コストと成果を比較する必要があります。この時に、広告効果測定のツールを用いるとシームレスに分析することができます。

Next→14.広告の費用対効果を高める

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