アクセス解析に関する用語は、聞いたことがなかったような技術的な用語が多く出てきます。アクセス解析に対する理解を深め、解析結果をサイトの運用に役立てるために、ここでは用語の解説をします。
ASP(エーエスピー)
Application Service Provider=『アプリケーションサービスプロバイダ』。
アプリケーションをインターネットを通じて提供するサービスのこと。ソフトをダウンロードしてインストールする必要がないので、費用や手間が省けます。
Cookie(クッキー)
サイトから訪問者のパソコンに保持されるデータのこと。Cookieに情報を書き入れてブラウザに記憶させることで、ユーザーを特定するためなどに利用されます。
CPA(シーピーエー)
Cost per Acquisition=『顧客獲得単価』。
1人の顧客(利益につながる成果1件)を獲得するためにかかるコスト。広告やSEOなど費用がかかる施策のうち、どの方法が効率よく利益を獲得できているのか、またできていないのかを見極めるために不可欠な指標です。
CPC(シーピーシー)
Cost Per Click=『クリック単価』。
1クリック(サイトへの1アクセス)を獲得するためにかかるコスト。最も効率よくお客様をサイトに連れてくる方法を見極めるための指標です。
CPO(シーピーオー)
Cost Per Order=『注文獲得単価』。
1件の注文(1人の顧客)を獲得するためにかかったコスト。広告などの費用対効果を示す指標の一つです。
KPI(ケーピーアイ)
Key Performance Indicator=『主要業績評価指標』または『重要業績評価指標』。
売上を構成している要素のことです。目標や戦略を実現するためのプロセスをモニタリングする指標の中で重要なものをKPIと呼びます。
LPO(エルピーオー)
Landing Page Optimization=『ランディングページ最適化』。
サイトにアクセスして帰ってしまうユーザーを減らすため(直帰率または離脱率の改善)に、広告や使用したサーチワードに即した内容になっているか、ユーザーの求めるものへの誘導ができているかなどランディングページを最適化することです。
PDCA(ピーディーシーエー)サイクル
計画(Plan)→実行(Do)→検証(Check)→改善(Action)の順に実施し、繰り返しながら次の計画に活かしていくプロセスのことを言います。
ROAS(アールオーエーエス)
Return On Ad Spend=『広告費用対効果』。
特定の広告に投資した費用の回収率を示す指標です。投資した広告費用が何倍になって還ってきているのかを表します。
ROI(アールオーアイ)
Return On Investment=『投資対効果』または『費用対効果』。
投資した資金に対して得られる利益の割合を示すものです。広告等にかけたコストが実際にどれほどの成果や利益につながったのかを示す指標となります。
RSS(アールエスエス)
Webサイトの見出しや要約などを記述するXMLベースのフォーマット。主にサイトの更新情報を公開するのに使われ、サイト各ページのタイトル、アドレス、見出し、要約、更新時刻などを記述することができます。
SEM(エスイーエム)
Search Engine Marketing=『検索エンジン・マーケティング』。
SEO、キーワード連動型広告やリスティング広告掲載など、検索エンジンを媒体として積極的に活用し、検索エンジンから自社サイトへの訪問者増やすためのマーケティング手法です。
SEO(エスイーオー)
サイトの内容に関連するキーワードで検索した際に、検索結果の上位に表示されるようにサイトを工夫したり改善したりすることを言います。
SSL(エスエスエル)
インターネット上でデータを暗号化し、プライバシーに関わる情報やクレジットカード番号、企業秘密などを安全に送受信することができます。問合せフォームなど個人情報が記入されるページは、SSL対応が必須となります。
アクセスログ
ユーザーが見たページやクリックしたリンクなど、Webサーバーにアクセスした記録です。アクセスが発生する度にその情報を記録し、ファイルとして保存しています。
アフェリエイト
Webサイトやメールマガジンなどが商品サイトへリンクを張り、閲覧者がそのリンクを経由して、そのサイトで商品を購入したり、会員登録したりするとリンク元サイトの主催者に報酬が払われるという広告手法です。
インプレッション
広告がどの程度表示されたかを計る指標の一つで、広告の掲載回数のことを言います。通常、1ページに一つの広告が表示されることが多いため、掲載ページのPV(ページビュー)数と近い数字になります。
オーガニック検索
『自然検索』や『ナチュラル検索』とも呼ばれ、検索エンジンの検索結果のうち、有料登録やスポンサー広告などの結果を含まない部分のこと、またはそのような結果しか含まない検索結果のことを言います。
クリック率(CTR)
『クリックスルー率』とも言われ、クリックされた回数をリンクや広告が表示された合計数で割ったものです。例えば、100回表示された広告が10回クリックされれば、クリック率は10%となります。どれくらいの人が広告に反応してくれたかを測るもので、広告の費用対効果を知るうえで重要な指標となります。
クローラー
検索エンジンの情報収集をするプログラム。『スパイダー』、『ロボット』とも言われ、あるキーワードに対して順番に表示するため、世界中のWebページを巡回し保存しながら検索結果に反映させています。
グローバルナビゲーション
上部階層にある主要コンテンツを示すナビゲーションのこと。通常、サイト内のどのページにも共通して一定位置に設けられているため、一般的にクリック率が最も高くなります。
検索エンジン
インターネット上で公開されている情報をキーワードなどを使って検索できるWebサイトのこと。『サーチエンジン』とも呼ばれます。(例)Google、Yahooなど。
検索キーワード
検索エンジンから訪問したユーザーが検索に利用したキーワード。『サーチワード』とも呼ばれます。ユーザーがどのような検索キーワードを使っていたかは、リファラから得ることができ、単数で表示します。
コンバージョン率(CVR)
サイト運営の達成目的として設定した商品購入や資料請求、会員登録などの最終成果をアクセス数またはユニークユーザーのうち何割が行ってくれたかの割合を示します。アクセス解析やSEOで非常に重要視されているのがこのコンバージョン率です。
スプリット・ラン・テスト
『A/Bテスト』とも呼ばれ、2パターンまたはそれ以上の広告を同時に出すことで、どの広告が最も効果が高いのかを測定する手法です。
セッション(訪問)
『ビジット』とも言われ、ユーザーの連続したWeb視聴行動を指します。1人のユーザーが一定時間(通常は30分が多い)内にサイトに訪れてから離脱するまでの一連の行動を行うごとに1訪問数としてカウントします。
滞在時間
ユーザーの1セッション(訪問)の時間の長さ。多くの場合、閲覧開始ページにアクセスした時間から、離脱ページにアクセスした時間まで(離脱ページでの滞在時間は含まれない)を計測しています。1ページのみ閲覧したセッションは時間計測できません。
直帰率
サイトを訪問したユーザーが最初の1ページを見ただけで、他のページに行かずにそのままサイトを離れてしまう割合を言います。成果を上げるためには複数のページを閲覧してもらいたいため、直帰率の高いページはコンテンツなどの見直しが必要です。
データマイニング
小売店の販売データ、電話の通話履歴、クレジットカードの利用履歴など、大量に蓄積されるデータを解析し、中に潜む項目間の相関関係、パターンやルールを探し出し技術です。例えば、米国のスーパーの販売データを分析した結果、「オムツを買う客は一緒にビールを買うことが多い」という傾向があったという話は有名です。
導線、動線
『導線』とは、サイトが持つユーザーを導く線。トップ(入口ページ、ランディングページ)→商品を選ぶ(商品カテゴリ、商品ページ)→カートに商品を入れる(カートボタン)→決済完了(決済ページ)までがサイトの想定する導線です。
『動線』とは、サイト内のどこを閲覧し、どこでクリックするのか、どのページへ移動するか、などユーザーの動きのことを言います。
トラッキング
特定のユーザーの、サイト内での動きを追跡・分析すること。どの入口(広告や検索エンジンなど)からサイトに来たユーザーが、コンバージョンに結びつきやすいか、コンバージョンに至らない場合はどのページで離脱しているのかを追跡することができます。
トラフィック
ネットワーク上を流れるデータ量を表します。サイトに対するアクセス量を示していると考えればわかりやすい。
バナー広告
Webページ内に旗(Banner)型(=多くは横長)の画像を貼り、広告主のWebサイトにリンクする手法です。インターネット広告では最も広く用いられています。
フィルタ
特定の情報に条件を設定して、解析結果から抽出または除外して表示することができる機能です。
プロシキサーバ
企業などの内部ネットワークとインターネットの間にあり、直接インターネットに接続できない内部ネットワークのコンピュータに代わって、「代理」としてインターネットとの接続を行うコンピュータのことを言います。
平均閲覧ページ数
1回のセッションで訪問者がWebサイトで閲覧した平均のページ数のことです。この数が最終目的ページまでのページ数よりも少ない場合は、訪問者を最後まで誘導できていない可能性があります。
平均ページ滞在時間
訪問者があるページを見た時間の平均値です。この時間が長いページは、訪問者に長い時間見られており、興味関心が高いページであると推測できます。
PV(ページビュー)数
Webページが表示された回数のこと。Webページが1ページ読み込まれるごとにカウントされ、どれくらい閲覧されているかを測るための最も一般的な指標となります。
ユーザーエージェント
Webサイトへアクセスする際に使用されるプログラムのこと。訪問者のOSやブラウザ環境、携帯電話の利用機種などを指します。
ユーザビリティ
ソフトウェアやWebサイトの「使いやすさ」のこと。様々な機能、簡単な操作、効率の良さ、戸惑いやストレスを感じさせない、などが優れたユーザビリティに繋がります。
ユニークユーザー(訪問者)
一定の期間内にWebサイトを訪れた重複のないユーザー数。一度だけ訪問した場合も、同じ人が何度も同じページを訪問した場合も1ユーザーとしてカウントします。
ランディングページ
広告(または検索結果)をクリックすると最初に表示されるページ、ユーザーがサイトに訪れた最初のページのこと。必ずしもトップページから入ってくるとは限らないので、サイトとユーザーの始めの接点となるランディングページから新規顧客の獲得を効率的に行うことができます。
リスティング広告
検索エンジンの検索結果ページの上位やスポンサーとして表示させるテキスト広告のこと。『検索連動型広告』または『キーワード広告』とも言われます。Googleアドワーズ、オーバーチュアが有名です。
離脱ページ
Webサイト訪問者が次の段階に進まず、そのページを最後にサイトを離脱したり、そのまま放置したページのことを指します。
離脱率
ページを訪れた訪問者数のうち、次の段階に進まずにそのページを出口にしてサイトを退出したり、そのまま放置した人数の比率です。離脱率が高いページがユーザーを誘導したい最終目的のページであれば問題ないが、その他のページであればデザインやコンテンツなどの見直しが必要ということがわかります。
リファラ(参照元)
ユーザーがサイトを訪問したときに利用したリンク元ページのURL情報のこと。『ノーリファラ(参照元なし)』とされている場合、直接URLを入力またはブラウザのお気に入り・ブックマークなどからサイトを訪れています。どのリンクや広告をクリックして訪問したのか、どのようなキーワードを検索して訪問したのかがわかります。
レコメンデーション
レコメンデーション(リコメンデーション)とは、データ化された行動履歴からユーザの好みを分析し、各ユーザごとに興味のありそうな情報を選択して表示するサービスのことです。
ローカルナビゲーション
同一階層内のコンテンツ情報を示すナビゲーションのこと。これによって、階層内の移動あるいは関連のあるカテゴリーのコンテンツへの移動をし易くします。







